2019年1月24日(木)

アマゾン、約2万円の3Dスマホ 通販サイトと連動

2014/6/19付
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米アマゾン・ドット・コムは18日、3D(3次元)の画像表示・認識に対応したスマートフォン(スマホ)「ファイアフォン」を発売すると発表した。米通信大手AT&Tが2年契約199ドル(約2万円)で独占的に販売し、同日、予約を受け付け始めた。カメラを実際の物体に向けると、ネット上の通販サイトなどが表示される。スマホをネットサービスの窓口として使い、自社のサービスへの囲い込みを強化する狙い。

アマゾンが3Dスマホを発表。自社通販サービスとの連動機能が特徴

アマゾンが3Dスマホを発表。自社通販サービスとの連動機能が特徴

操作などが分からない場合に、動画のやりとりで問い合わせられるサービスも無料で提供する。日本では同サービスは通信会社が有料で提供している。さらに購入者には早期配送とコンテンツ配信がセットの「プライムサービス」(年99ドル相当)のサービスをつけることでお得感を出す。出荷は7月25日から。将来的には日本など米以外にも投入する見通し。

カメラを使った「ファイアフライ」というサービスでは、現実の世界の画像、文字、バーコードなどを、3Dカメラなどを通じて簡単に認識。情報をネット上のデータベースと瞬時に照合する。スキャナーとして1億の物体やコンテンツなどを認識でき、文字だけでなく音楽にも対応する。電話番号など、記録したいデータに焦点を絞って画像を保存する機能もある。

実際の店舗で商品にカメラを当てるだけで、簡単にアマゾンの通販サイトに飛ぶことができ、価格を比較できる。そのため店舗で商品を見るだけで購入はネットでする「ショールーミング」と呼ばれる現象を加速させることになりそうだ。本体には同サービスの起動ボタンもついている。芸術作品に照準を合わせるとネット上の百科事典で解説を見ることができ、教育用のツールとしても使える。

画面が消えていても、必要な時に写真が瞬時に撮れるように側面に写真起動専用ボタンをつけた。クラウドサービス大手の強みを生かし、撮った写真は無制限に無料でネット上に保存できる。同社が強みを持つ、ネット上にデータを柔軟な形で保存できるクラウドサービスの入り口としてスマホを位置付ける。

本体の角に特殊な広角赤外線カメラを配置し、利用者の顔の位置を正確に認識できる。これにより首をかしげたり、本体を傾けたりするだけで感覚的に操作することが可能になった。3D対応のゲームなどにこうした体の動きによる操作を組み込めるようになる。

画面は4.7インチの液晶ディスプレーを採用。アップルのiPhoneなどと同じ米コーニングの強化ガラスを、筐体(きょうたい)にはゴムを使い、衝撃に強い設計にした。

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