ウィンドウズ8改良版を近く発表 米MS幹部表明
【シリコンバレー=岡田信行】米マイクロソフト(MS)は7日、最新版のOS(基本ソフト)「ウィンドウズ8」に改良版「ブルー(開発コード名)」を追加すると改めて表明した。タブレット(多機能携帯端末)の普及で「ウィンドウズ」を多く搭載するパソコンの需要が減っており、MSは利用者からの改善要望などに対応。巻き返しを図る。ウィンドウズ部門の幹部が米メディアなどのインタビューで明らかにした。
報道によると、機能など改良版の概要については、数週間以内に発表する。年内に投入するとみられる。MSは4月18日の決算説明会でピーター・クライン最高財務責任者(CFO)が「ウィンドウズの次のバージョン『ウィンドウズ・ブルー』を近く発表し、ユーザーから寄せられた声に応えるとともに、『ウィンドウズ8』の世界をさらに進める」と表明していた。