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米ヤフーとフェイスブック、特許訴訟で和解

ネット広告など提携へ

【シリコンバレー=岡田信行】インターネット大手の米ヤフーとSNS(交流サイト)最大手の米フェイスブックは6日、特許を巡ってヤフーがフェイスブックを訴えた裁判で和解し、ネット広告やコンテンツ(情報の内容)配信で提携すると発表した。トップ交代が相次ぎ、経営の混乱が続く米ヤフー。特許使用料狙いの訴訟よりも、広告分野の提携で収益増を狙う道を選んだ形となった。

合意内容によると、フェイスブックが新規株式公開(IPO)を目前に控えた時期に同社を相手取って、米ヤフーが起こした裁判を終結。新たにネット広告分野で提携するほか、すでに結んでいたコンテンツ配信分野での提携を強化する。今回合意した範囲については特許を相互に使用許諾し、使用料は支払わないものとみられる。

両社は、ヤフーのロス・レビンソン暫定最高経営責任者(CEO)とフェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)がお互いを「シェリル」「ロス」と呼びあうコメントを発表。ヤフーのスコット・トンプソン前CEO時代に傷ついた信頼関係の回復をアピールした。

ヤフーは業績低迷が続いて経営が混乱し、トップ交代を繰り返してきた。今年1月、トンプソン氏がCEOに就任。知的財産権を武器に収益を増やす姿勢を明確にし、フェイスブックを特許侵害で訴えたが、トンプソン氏は自らの学歴詐称問題で実質的に解任された。

ヤフー社内では、コンテンツ配信で組んでいたフェイスブックを提訴した前CEOの姿勢に疑問の声が強かった。後を継いだロス・レビンソン暫定CEOは就任直後からフェイスブックとの関係修復に動き、今回の和解にこぎ着けたもようだ。

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