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米ファイザー10%増益 1~3月、処方薬は伸び悩む

【ニューヨーク=西邨紘子】米製薬大手ファイザーが発表した1~3月期決算は、売上高が前年同期比横ばいの165億200万ドルだった。特許切れなどが影響し処方薬の売り上げが伸び悩んだ。一方、純利益は税負担減少などで同10%増の22億2200万ドルとなった。

1株利益は0.28ドル(前年同期は0.25ドル)。買収費用など特殊要因を除いた場合の1株利益は0.60ドルで、市場予想(0.59ドル程度)を上回った。

地域別売上高は、米国が3%減収、その他の地域が2%の増収。事業再編や買収に伴うコストが膨らんだが、研究開発費の削減で対応した。為替は全体で1%程度の増収要因となった。

部門別では、最大事業のバイオ医薬品が2%の減収。米国外で特許切れが始まった高脂血症治療薬「リピトール」の落ち込みが大きかった。動物向け医薬品事業は16%増収、市販薬を含むコンシューマーヘルスケア部門は12%の増収だった。

同社のイアン・リード最高経営責任者(CEO)は「多くの主力薬や、新興市場の売り上げは順調に伸びている」として11年通期の業績見通しを、1株利益で2.16~2.26ドルとした前回予想を据え置いた。

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