2018年11月18日(日)

常識覆す発見 NASA「地球外生命へ可能性のドア」
異質生命体巡り記者会見

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2010/12/3付
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「地球外生命、可能性のドア開いた」細菌発見について発表するNASAサイモン氏

「地球外生命、可能性のドア開いた」細菌発見について発表するNASAサイモン氏

【ワシントン=御調昌邦】米航空宇宙局(NASA)などの研究グループは2日、記者会見を開き、これまで生命の維持に欠かせないとみられてきた元素の一つであるリンが無くても生存できる細菌を発見したと正式に発表した。これまでの生物の常識を覆す発見になった。研究を率いたNASA宇宙生物学研究所のフェリッサ・ウルフ・サイモン博士は「どのような地球外生命体が存在する可能性があるのかを知るための扉を開いた」と語った。

米地質調査所などとの共同研究チームは、塩分濃度が高いなど、生物が生息するには過酷な環境として知られるカリフォルニア州のモノ湖で、今回対象となった細菌を採取した。細菌の大きさは0.001~0.002ミリメートル。

この細菌にリンの代わりに猛毒なヒ素を加えて培養したところ、このヒ素を食べて、増え続けることを発見した。生命の遺伝情報が刻まれているDNAを調べると、リン酸がヒ素に置き換わっていた。科学の常識から考えると、とても例外的な結果になったという。

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