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携帯電話の「使い放題料金」廃止へ 米AT&T

アイフォーンなど対象 定額料金に移行

【ニューヨーク=武類雅典】米AT&Tは2日、高機能携帯電話スマートフォン)の新規契約者に対し、データ通信の「使い放題料金」を廃止する方針を発表した。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」などが対象で、データ通信の利用量に応じた定額料金に移行する。ネット上の動画まで手軽に見られるアイフォーンの人気などで通信網への負担が増していることが影響しているようだ。

7日からデータ利用量が2ギガ(ギガは10億)バイトの月25ドル(約2300円)、200メガ(メガは100万)バイトの月15ドルの料金プランを提供する。追加料金を払えば、利用可能量は増やせる。AT&Tによると、98%の契約者のデータ利用量は2ギガバイト以下で、実質値下げになるという。従来の月額約30ドルの使い放題料金は既存の契約者だけ利用できる。

AT&Tはアップルの新型携帯端末「iPad(アイパッド)」向けサービスの新規契約でも、データ利用量2ギガバイトで月25ドルのプランを提供。月約30ドルの使い放題料金は既存契約者に絞る。

AT&Tはアイフォーンを独占販売し、顧客獲得競争で競合他社に差をつけた半面、契約者のデータ利用量が急増。大都市の一部の地域では「つながりにくい」「通信スピードが遅い」などといった不平が出ていた。

アイフォーンなどスマートフォンの市場拡大が続けば、データ利用量が一段と増えることは確実。使い放題料金の見直しは、多少の値下げを実施しても、利用量増加に伴う通信網投資などのコスト負担を軽減したい思惑があると見られる。他社にも使い放題料金廃止の動きが広がれば、通信会社側の価格決定権が強まる、との見方もある。

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