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中国ハッカー集団、NYタイムズを攻撃

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1月30日、同社のコンピューターシステムが過去4カ月にわたり、中国のハッカー集団の攻撃を受けていたと報じた。攻撃は同紙が中国の温家宝首相の親族による蓄財疑惑を報じた2012年10月前後に始まっており、関連情報を入手するのが目的だったとみている。

同疑惑の報道後、中国国内ではNYタイムズのニュースサイトにアクセスできない状態が続いている。また、同紙の記者1人のジャーナリストビザが更新されず、1月初めに中国本土からの退去を余儀なくされるなど、影響が広がっている。今回の記事が新たな火種になる可能性もある。

同社のコンピューターシステムに侵入したハッカー集団は盗んだパスワードで社員53人のパソコンにアクセス。温首相親族の記事を書いた上海支局長や元北京支局長のメールアカウントにも侵入していた。

ただ、ジル・エイブラムソン編集長は「微妙な内容のメールやファイルにアクセスされたり、ダウンロードやコピーをされたりした形跡はない」と指摘。この記事と関係のない情報を入手しようとした形跡はなく、顧客情報の流出もなかったとしている。

NYタイムズは攻撃発覚後、米セキュリティー企業に調査と対策を依頼。コンピューターシステムへの侵入者を排除することに成功した。中国からの過去のハッカー攻撃で使われた手口と似ていることなどから、同紙は中国のハッカー集団によるものだったと主張している。

(ニューヨーク=小川義也)

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