2019年2月20日(水)

中国、タンザニアと大型新港建設で合意

2013/4/1付
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中国の習近平国家主席が3月24、25両日にアフリカのタンザニアを訪問した際、インド洋に面したバガモヨに大型の新港を建設する事業を請け負うと合意したことが分かった。主席に同行した国有インフラ大手、招商局集団の傅育寧董事長がムギムワ財務相と合意文書に調印した。完成すればアフリカ東部最大級の港となり、習主席は看板プロジェクトと位置付けたい考えだ。

新港は現状で最大の港であるダルエスサラーム港の2倍以上の規模となる見通し。パナマ運河を通航可能な最大サイズ「パナマックス級」以上の貨物船でも接岸できる設備を整える。

バガモヨはタンザニア国内の貨物だけでなく、隣接するザンビアやコンゴ民主共和国、ルワンダ、マラウイなど周辺内陸国の玄関口としても活用する。招商局集団は周辺国とつながる道路整備も手掛ける。タンザニアのマルモ駐中国大使は「アフリカのモノの流れを変えるハブ港になる」と強調した。

中国は毛沢東主席時代の1970年代、タンザニアと隣国ザンビアを結ぶ「タンザン鉄道」の建設資金として5億ドル(約470億円)を拠出した。習主席が初外遊で打ち出した「バガモヨ港」の総事業費は100億ドルとの見方もある。(大連=森安健)

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