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共和ロムニー氏「雇用1200万人創出」 指名受諾演説

(更新)

【タンパ(米フロリダ州)=吉野直也】米共和党の大統領候補に指名された共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は30日、フロリダ州タンパで開催中の同党全国大会で、指名受諾演説をした。米経済の再生と雇用増大に向け、勤労者への技能訓練の提供や中小企業支援、2020年までに北米でのエネルギー自給の実現などを公約。「強い米国」再生に向けた自身の指導力を強調した。

ロムニー氏は最大の争点となる雇用政策について「1200万人の新規雇用を創出するための5つの計画がある」と表明。計画は(1)石油、天然ガス、原子力などの活用による北米でのエネルギー自給実現(2)雇用増大に向けた技能訓練の提供(3)新たな通商合意の促進(4)財政赤字削減と均衡財政の実現(5)中小企業支援への法人減税と規制簡素化――の5つと指摘した。

オバマ大統領(51)の政権運営について「彼の約束は失望と分裂に取って代わられた」と批判。「この4年間を忘れ、『米国の希望』を復活させるときだ」と強調した。

外交・安全保障政策では「いかなる国も挑もうとしない強い軍隊を維持する。トルーマン、レーガン両大統領から受け継いだ外交政策に回帰する」と述べた。「強い米国」を掲げて国防費を積み増し、冷戦終結に道筋をつけたレーガン政権を参考にする方針を示した。

中国を念頭に「通商で不正をする国には明確に責任を取らせる」と力説。核開発疑惑が深まるイランや、シリア情勢への対応で米国に異論を唱えるロシアには強硬な姿勢で臨むと語った。

27日に開幕した党大会はロムニー氏の受諾演説で4日間の日程を終えた。民主党は9月4日からノースカロライナ州シャーロットで開く全国大会で、オバマ氏を大統領候補に選ぶ。その後、10月に両党候補の討論会を計3回開き、11月6日の大統領選投票日を迎える。

米メディアでロムニー、オバマ両氏の支持率は拮抗しており、選挙戦の行方は予断を許さない。

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