2019年3月19日(火)

米4~6月GDP、年率2.4%増 2期連続で鈍化
個人消費1.6%増 伸び率縮小

2010/7/30付
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【ワシントン=御調昌邦】米商務省が30日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値(季節調整値)は前期と比べ年率換算で2.4%増えた。設備投資の好調などを要因に、4四半期連続のプラス成長となった。ただ、伸び率は前期の改定値(3.7%)を下回り、米経済成長の減速感を映し出した。

4~6月期の実質成長率は市場予測の平均(2.5%)とほぼ同じだった。米商務省は2007年以降の数値を改定し、今年1~3月期を1.0ポイント上方修正した。この結果、実質成長率は09年10~12月期(5.0%)を直近のピークに2四半期連続で鈍化した。

4~6月期の設備投資は前期比年率で17.0%増となり、2四半期連続のプラス。企業が機械やソフトウエアの購入を増やし、設備投資はGDP全体を1.50ポイント押し上げる要因となった。在庫投資もプラスに働いた。

米GDPの約7割を占める個人消費は1.6%増にとどまった。4四半期連続のプラスだが、伸び率は前期(1.9%)よりもやや縮小した。雇用への不安が根強いこともあり、08年の金融危機の前に毎年3~5%前後の伸びを続けていた勢いはみられない。

4~6月期の輸出は10.3%増えた半面、輸入が28.8%増となり輸出の伸びを大きく上回った。輸出から輸入を差し引いた純輸出はGDP全体を2.78ポイント押し下げた。公共投資などの政府支出は4.4%増、住宅投資は27.9%増だった。総合的な物価動向を示すGDPデフレーターは1.8%上昇した。

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