2019年1月17日(木)

エジプト、同胞団組織力に衰え 軍の包囲網狭まる

2013/8/30付
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【カイロ=押野真也】エジプト軍と暫定政府への抗議を続けるイスラム原理主義勢力「ムスリム同胞団」の組織力が急速に衰えている。同胞団は30日に大規模デモを呼び掛けたが、応じた者は少数にとどまる見込み。幹部らが相次ぎ逮捕され、指揮命令に支障が生じているもようだ。先週のデモも不発に終わり、軍による同胞団の包囲網は着々と狭まっている。

治安部隊はこれまで、同胞団指導者のバディア氏とシャーテル、バイユーミ両副団長ら幹部のほか、同胞団メンバーら1000人以上を逮捕した。同胞団の一部資産も凍結し、弾圧を強めている。

幹部の相次ぐ逮捕で、軍と暫定政権に徹底抗戦するのか、妥協を模索するのかを巡り内部対立も生じている。当局の厳しい対応を恐れ、デモへの参加をやめる支持者も多い。

軍と暫定政権は国営メディアを通じて「同胞団=テロ組織」とのイメージ定着を図り、同胞団と一般国民の分断を画策している。カイロ中心部ではシシ国防相のポスターを掲げる住民も多く、軍と暫定政権側を支持する意見が目立っている。

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