米ツイッター、売上高2.2倍 成長ペースは鈍化
1~3月

2014/4/30付
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 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ツイッターが29日発表した2014年1~3月期決算は売上高が前年同期の2.2倍の2億5049万ドル(約257億円)だった。冬季オリンピックなど重要イベントがあり、収益の大半を占めるネット広告が増えた。ただ、利用者数や閲覧数などの主要指標で成長ペースの鈍化傾向が鮮明で、将来の業績拡大に対する投資家の不安が強まっている。

ツイッター、利用伸びず株急落(テレビ東京)

ツイッター、利用伸びず株急落(テレビ東京)

 ツイッターは短い文章をネットに投稿して交流するサービス。投稿は公開され、誰でも見られる。3月末時点の月間平均利用者数は前年比25%増の2億5500万人。知人との交流を目的とするフェイスブックの5分の1の水準だ。

 このうち8割弱を占める携帯電話経由の利用者数は1億9800万人と約3割増えた。閲覧者あたりの広告収入は96%増。新興国などで利用者が増えた結果、米国外の収入が2.8倍に増え、全体の3割弱となった。データの卸販売などその他収入は76%増の2400万ドルとなった。

 利用者数を前の四半期比でみると約6%増えており、4%増だった昨年10~12月期からやや盛り返した。ただかつては前の四半期比で2桁増が続いていただけに、減速感は拭えない。10~12月期に前の期比で初の減少となった閲覧数は反動から6%増となったが、半年前の水準を下回る。

 利用者あたり閲覧数も米国では回復したが、海外で落ち込みが続いた。閲覧あたり広告収入は米国で不調で、前四半期比で1年ぶりの減少となった。

 上場に伴う一時的な株式報酬関連の費用計上が響き、最終損益は1億3236万ドルの赤字(前年同期は2702万ドルの赤字)だった。ただ実質的な1株利益は0ドル(前年同期は0.08ドルの赤字)と市場予想をやや上回る水準だった。

 29日の米株式市場の時間外取引で株価は一時、同日終値より11%以上下がった。前の期比でみた利用者数の伸びが低水準にとどまったことなどから、将来の業績拡大への不安感が広がり売りが優勢になった。

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