北朝鮮、労働党が規約を30年ぶり改正 「先軍政治」明記

2010/9/29付
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29日の北朝鮮の朝鮮中央放送によると、朝鮮労働党は28日の代表者会で党規約を30年ぶりに改正した。金正日総書記が掲げる「軍事優先」の文言を初めて盛り込む一方、序文から「国際共産主義」を削除。韓国では、経済開放などをにらむ金総書記が思想の軌道修正をしたことがうかがえると指摘する声が出ている。ラヂオプレスが伝えた。

改正後の規約も「マルクス・レーニン主義」という表現は残した。北朝鮮は昨年4月の憲法改正でも「共産主義」の表現を条文から削除したことが後に判明。1945年制定の党規約は80年以来、改正しておらず、今回は大幅な書き換えを施した形となったが、急激な変化ではないという見方が強い。

党の最終目的を「共産主義社会の建設」と定義していた部分は「人民大衆の自主性を完全に実現すること」に代替した。当面の目的は「社会主義強盛大国の建設」と明記し「社会主義」という単語も残した。(ソウル=尾島島雄)

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