2019年2月23日(土)

ロシア、政策金利0.25%上げ 今年2回目

2011/4/29付
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【モスクワ=金子夏樹】ロシア中央銀行は29日、政策金利を0.25%引き上げ、年8.25%とすると発表した。5月3日から適用する。利上げは2月に続き今年2回目。食料品やエネルギーの価格上昇圧力が強まり、今後も追加利上げを検討する。今年末の議会選などを控え、インフレ対策は政権の優先課題となっており、ガソリンの輸出停止など政策を総動員する。

ロシアの物価上昇率は足元で昨年比9%を超えており、年間でも7%に達する見通し。中央銀行は「インフレ率は今年の目標値を上回って推移している」と利上げの理由を説明した。

政府も生活必需品のインフレ対策を急ぐ。政府は28日、石油企業と5月のガソリン輸出を停止することで合意。プーチン首相は石油企業を対象に、ガソリンの輸出税を引き上げる方針を示した。高値での販売を目的にガソリン輸出を拡大する石油企業をけん制し、国内に低価格で安定供給するよう圧力をかけた格好だ。

一方、中銀は今後の金利引き上げは経済回復とのバランスを図る必要があるとの声明を発表。ロシアの今年の国内総生産(GDP)は昨年比4.2%増を確保する見通しだが、追加利上げが経済回復を遅らせる懸念があるとの認識を示した。

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