タイ首相、下院の年内解散に言及 タクシン派と再会談

2010/3/29付
保存
共有
印刷
その他

【バンコク=三河正久】タイ国内の政治対立の混乱収拾に向け、アピシット首相は29日夕から、タクシン元首相支持派団体「反独裁民主統一戦線」(UDD)との2度目の会談に臨んだ。UDDが要求する下院解散をこれまで拒否してきた首相は「今年末までには環境が整う」と年内の解散・総選挙実施を提案した。ただUDDは重ねて即時解散を迫り、両者の主張は平行線で終わった。

2度目の会談で首相は一段の景気回復や、政治対立で騒然とした国内治安情勢の正常化が解散・総選挙の条件だと強調。その上で年内の総選挙実施に言及した。下院解散を拒否してきた首相が、時期に触れたのは初めて。UDD側は「それほどの時間は必要ない」とし15日以内の解散、60日以内の総選挙実施を強く求めた。両者が再会談を行うかは未定。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]