GM、再上場へ準備 投資家説明会で再建アピール

2010/6/30付
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【シカゴ=小高航】米ゼネラル・モーターズ(GM)は29日、昨年7月に発足した「新生GM」として初めての投資家向け説明会を開いた。同社は法的整理に伴い上場廃止となった。説明会などを通じ投資家に経営再建をアピール、株式再上場の準備を本格化する。

29日午前10時(日本時間同日午後11時)に、デトロイト郊外の研究開発拠点で株式アナリストや投資家らを招いた「グローバル・ビジネス会議」を始めた。ウィッテーカー会長兼最高経営責任者(CEO)は冒頭、「今日は旧GMと新GMがどれだけ違うかを見てほしい。(経営の)スピード、実行力を格段に高め、利益を生み出せる会社になった」と述べた。

説明会では新興国や欧州などでの地域戦略や新車開発方針を各部門のトップが解説。電気自動車「シボレー・ボルト」など新型車の試乗会も行う。ただ、具体的な再上場時期や資金調達額には触れない見通し。

米メディアによると、GMは早ければ7月にも新規株式公開(IPO)の計画書を米証券取引委員会(SEC)に提出。GM株の61%を保有する米政府はIPOを通じて保有総数の約20%分を放出し、保有比率を50%以下に圧縮する意向とされる。政府保有株放出と新株発行を合わせた規模は100億~200億ドル(約8900億~1兆8000億円)と報じられている。

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