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バンコク浸水域拡大、全50区の半数に 水道供給も制限

(更新)

【バンコク=野沢康二】洪水被害が長期化するタイの首都バンコクで29日、タイ湾が大潮のピークを迎え、チャオプラヤ川からあふれた水などで浸水域が拡大した。首都の全50地区のうち、同日までに約半数が浸水した。バンコク西部で水道利用が朝晩に制限されるなど、市民生活への影響が深刻さを増している。

大潮のピークを迎え、バンコクで浸水域が拡大(29日)

大潮のピークを迎え、バンコクで浸水域が拡大(29日)

被害が大きいのは首都の北部や西部で、バンコク当局によると22地区で浸水被害が広がっている。政府は同日、北部のドンムアン空港で業務を続けていた洪水対策センターの移転を決定した。

インラック首相は同日、首都の状況は11月初旬に改善すると述べた。一方、スカムポン運輸相は「被害が広がれば最大35万人を首都外へ移す必要がある」と語り、政府内で今後の見通しについて見方が分かれた。

一連の対応で失策が目立つインラック政権は27日、野党のアピシット前首相に協力を仰ぐ姿勢を示し、前首相も与野党連携に前向きとされる。ただ両者の会談は実現していないもよう。首都防衛の成否によっては、国内の政治情勢に変化が出る可能性もある。

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