汚職の温床、中国鉄道省が引き起こした列車事故
アジアBiz新潮流 中国総局・多部田俊輔

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2011/7/30付
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日本経済新聞 電子版
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中国浙江省温州市で起きた高速鉄道の衝突・脱線事故で、鉄道省の体質が問われている。独自の警察組織を抱え、人民解放軍の影響力が強いとされる「独立王国」。司法のメスが入りにくいアンタッチャブルな存在と化し、贈収賄など汚職の温床になっていた。贈賄側はワイロを捻出(ねんしゅつ)するために手抜き工事などに手を染めている恐れもあり、今後の運行にも不安が高まる。

「高速鉄道の恐怖は始まったばかりかもしれない」。…

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