米HPの11年10月期、売上高見通し5~7%増に

2010/9/29付
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【シリコンバレー=奥平和行】米IT(情報技術)大手のヒューレット・パッカード(HP)は28日、2011年10月期の売上高が1315億~1335億ドル(約11兆500億~11兆2100億円)になるとの見通しを明らかにした。10年10月期見通しに比べて5~7%高い水準。市場予想も上回り、一部で浮上している景気の減速懸念を打ち消した。

同日開いたアナリスト向け説明会でキャシー・レスジャック暫定最高経営責任者(CEO)が説明した。実質1株利益は今期見通しより12~14%多い5.05~5.15ドルになる見通し。市場予測は売上高が1314億ドル、1株利益は4.99ドルだった。

レスジャック氏は企業向けのITサービスやパソコンなど主力分野の市場拡大が続くと指摘。「当社は業界内でいい位置につけており、強みを生かして利益の伴う成長を目指す」と述べた。研究開発については「かつてもこれからも当社の中核である」と話し、米IBM首脳の「HPは研究開発費を削りすぎた」との指摘に反論した。

HPでは8月に前CEOのマーク・ハード氏がセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)に関する社内調査の結果を受けて辞任、最高財務責任者(CFO)のレスジャック氏が暫定CEOを兼務している。説明会では次期CEOについては具体的な言及は避けた。

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