2019年9月19日(木)

中国出資のアフリカ連合新本部施設が完成

2012/1/29付
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中国政府が総工費2億ドル(約153億円)を出資したアフリカ連合(AU)の新本部施設が29日までに、エチオピアの首都アディスアベバに完成した。高さ約100メートルのビルと会議場からなる新本部は、資源外交を通じて近年アフリカとの関係を深める中国からアフリカへの「贈り物」と呼ばれている。

AUは29日から、同施設では初の首脳会議を開催。開幕式には中国代表として過去最高クラスの賈慶林全国政治協商会議主席が出席する予定。

中国外務省によると、賈主席は28日に行われた新本部施設の落成式で、同施設はアフリカ各国と人民に対する「大切な贈り物」とアピールし、アフリカ諸国との関係強化を図っていく考えを強調した。

エチオピアからの報道では、新本部ビルは20階建てで、アディスアベバで最も高い建物となった。工事は2009年1月に始まり、大半の建築資材は中国から輸入、約1200人の中国人とエチオピア人の労働者が投入されたという。

中国は多くのアフリカの国で鉱物資源の獲得を推進する一方、道路などのインフラ投資も強化し、各国政府と密接な関係を築いている。欧米などからは「新植民地主義」との指摘も出ている。

今回のAU首脳会議は「アフリカ内の貿易強化」がテーマだが、治安悪化が問題化しているナイジェリアやソマリア、リビアなどの情勢についても話し合う見込み。(ナイロビ=共同)

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