カイロ便、運航停止や夜間出発中止相次ぐ
エジプト反政府デモ
【ドバイ=太田順尚】エジプトで反政府デモが激化したことを受け、航空各社はカイロ便の運航停止や発着時間の変更などの対応を打ち出した。
米デルタ航空は、30日以降の運航を停止すると発表。再開は未定としている。エジプト航空も夜間外出禁止令を受け、夜間のカイロ出発便の運航を中止。ロイター通信によると、英ブリティッシュ・エアウェイズ、仏エールフランスも発着時間を夜から朝に変更した。
一方、ロイター通信によると、欧州行き石油タンカーの多くが通るスエズ運河は、29日も通常通り航行を認めるという。