2019年1月17日(木)

ベトナム、憲法改正案を可決 本格的改正は見送り

2013/11/28付
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【ハノイ=伊藤学】ベトナム国会は28日、憲法改正案を賛成多数で可決した。約20年ぶりの本格的改正が期待されたが、共産党による一党支配体制や国営企業を中心とする経済運営は変わらず、国会への憲法評議会設置も見送られた。15日以内に公布され、来年1月1日に施行される。

改正案は11章120条で構成。第2章に人権の重視を、第9章に地方政府の役割・権限の明確化を盛り込み、新たな社会変化に対応しようとする意思を示した。

一方で共産党を「国家・社会の指導的勢力」と規定する条文は堅持した。経済運営面では、削除も検討された「国家経済が中心的役割を担う」という条文を残し、国営企業を中心とする経済体制を維持する姿勢を明確にした。

国会権限を強化するため、草案段階で盛り込まれていた憲法評議会の導入も見送られるなど、全般的に保守的な色彩がにじんだ。

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