2019年8月24日(土)

米グーグル、スマホ・タブレット向けOS刷新

2012/6/28 11:00
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【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルは27日、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)などモバイル機器や関連サービスを強化する方針を示した。基本ソフト(OS)を刷新するほか、眼鏡型のコンピューターも開発する。無線通信の環境が整ってきたことなどを背景に「モバイル」がIT(情報技術)の主戦場になっており、競争も激化している。

同日から米サンフランシスコで年次の開発者向け会議を開き、モバイルの強化策を説明した。スマホや多機能携帯端末(タブレット)向けのOSを刷新し、7月中旬から「アンドロイド4.1(開発名・ジェリービーン)」の提供を始める。

新OSは音声による操作機能を強化したのが特徴で、米アップルの「シリ」への対抗姿勢が鮮明になった。

会議の席上、「日本の首相は?」とスマホに話しかけると、「野田佳彦氏」と音声で答えるとともに、野田首相の写真などを表示する機能を実演。新OSには時間や利用者の居場所に応じて周辺のレストランを紹介したり、次の目的地までの交通案内をしたりする秘書機能「グーグル・ナウ」なども搭載する。

関連サービスではコンテンツ配信の「グーグル・プレー」に雑誌やテレビ番組を追加する。またグーグル・プレーに対応した家庭用の据え置き型AV(音響・映像)機器「ネクサスQ」を米国で7月に発売し、利用者がスマホなどで購入してグーグルのデータセンターに保管しているコンテンツを家庭のテレビなどで楽しめるようにする。

開発中の眼鏡型コンピューターも公開した。超小型カメラやディスプレーを内蔵し、移動中の写真撮影や電子メールの確認などが可能。一部の開発者を対象に2013年から、試作機を1500ドル(約12万円)で販売する。

グーグル共同創業者のセルゲイ・ブリン氏は眼鏡型について「機器の制約を受けずに、情報の収集や共有が可能になる」と話した。

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