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中国版新幹線、特許の国際手続き着手 反発必至の中

日米や欧州などで21件

報道陣に公開された中国版新幹線。フルフラットシートなどを装備している

報道陣に公開された中国版新幹線。フルフラットシートなどを装備している

【北京=多部田俊輔】中国鉄道省は28日、高速鉄道用車両に関する特許の国際出願手続きを既に始めたことを明らかにした。複数国への特許出願を容易にするための特許協力条約(PCT)に従い、21件の特許を出願。日本、米国、ブラジル、欧州、ロシアでの特許取得を目指す。中国の技術は日独などの技術をベースとしており、思惑通り取得できるかは不透明だ。

鉄道省の広報担当者によれば、出願した21件の特許は車両の基幹技術である台車や外側の形状、組み立てなどに関するもので、うち8件は初歩的な審査を通過したという。中国国有鉄道車両メーカー、中国南車の米国での高速鉄道車両受注につなげたいとしている。

PCTは国際的に統一された出願願書を加盟国である自国の特許当局に出願すれば、他の加盟国でも出願したとみなされる制度。特許を付与するかどうかは各国当局が審査・判断する。

中国政府は7月1日の中国共産党創設90周年にあわせ、北京・上海高速鉄道(中国版新幹線)の開業を国威発揚の主要イベントに位置付けている。中国側は独自に改良を重ねた技術だと強調するが、日独などが供与した技術の延長線との見方も根強く、特許紛争となる可能性も出ている。

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