2019年6月18日(火)

中・東欧が相次ぎ利下げ 景気減速に警戒感

2012/9/28付
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【ベルリン=赤川省吾】中・東欧諸国が相次いで政策金利の引き下げに踏み切った。ハンガリー中銀が25日、そしてチェコ中銀が27日に、それぞれ0.25%の利下げを決めた。輸出先のドイツの景気が減速しつつあり、それが波及することへの警戒感がある。外国為替市場で自国通貨の対ユーロ相場が上昇するのを防ぐ狙いもある。

ハンガリー中銀は25日に政策金利を年6.75%から年6.5%に下げることを決めた。「年内にさらに0.25%の追加利下げに踏み切る」(ライフアイゼン銀行グループ)との見方が多い。

チェコは年0.5%から年0.25%に利下げする。すでに実質的なゼロ金利政策となっていることから利下げ余地はほとんど残っていない。次の一手として金融市場では国債など有価証券の購入案が浮上する。

中・東欧ではユーロ圏の実体経済の悪化が景気の足を引っ張っている。ウィーン国際比較経済研究所は、ハンガリーとチェコが2012年にマイナス成長に陥ると予測。各国中銀は欧州中央銀行(ECB)に追従する形で金融緩和に踏み出している。ただしバルト3国とポーランドの経済は比較的底堅く、地域格差も目立つ。

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