2019年1月21日(月)

クリミア編入無効を決議 国連総会、ロシアに圧力

2014/3/28付
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【ニューヨーク=共同】国連総会(193カ国)は27日(日本時間28日未明)の本会議で、ロシアがウクライナ南部クリミア半島編入の根拠とした住民投票を無効とし、編入を認めないよう各国や国際機関に求める決議案を賛成多数で採択した。

同じ趣旨の決議案が15日、国連安全保障理事会で採決されたが、ロシアが常任理事国の持つ拒否権を使い否決された。総会決議には安保理決議のような法的拘束力はないが、拒否権の制度もない。全加盟国で構成する総会決議でロシアへの国際圧力を強める狙いがある。

決議はロシアを名指しで批判するのは避けた。ウクライナのほか日本を含む40カ国以上が共同提案国になった。

採決前の演説でロシアのチュルキン国連大使は「(クリミア住民の)自発的選択を尊重するよう求める」と語った。米国のパワー国連大使は、ウクライナの主権を守る必要性を訴えた。日本の吉川元偉国連大使は「武力を背景に現状を変えようとすることは、国際社会全体に対する深刻な挑戦だ」と述べた。

計2ページの決議はウクライナの主権や領土の一体性を唱えた上、ロシアへの編入に向けクリミアで16日に実施された住民投票を無効だとした。さらにクリミアをウクライナから分離したり、武力によって国境線を変えたりする試みをやめるよう求めた。

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