2019年2月18日(月)

アップル、スマホ世界出荷首位 サムスンから奪還
10~12月米社調査

2012/1/27付
保存
共有
印刷
その他

【シリコンバレー=奥平和行】米調査会社のストラテジー・アナリティクスは26日、2011年10~12月期の高機能携帯電話(スマートフォン=スマホ)の出荷動向をまとめた。米アップルの出荷台数は前年同期比2.3倍の3700万台に達し、同3.4倍の3650万台だった韓国サムスン電子を抜いて首位に返り咲いた。スマホ市場では「2強」を軸にした競争が激化している。

10~12月期のスマホの世界出荷台数は前年同期比53.9%増の1億5500万台に拡大した。アップルは人工知能を活用した音声ガイド「Siri(シリ)」を搭載した新製品「iPhone(アイフォーン)4S」が販売をけん引し、シェアが前年同期の16.1%から23.9%に上昇。2四半期ぶりに首位に立った。

サムスンは高精細な有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルを搭載した「ギャラクシーS2」などの販売を伸ばしたが、僅差でアップルを下回った。サムスンのシェアは前年同期比12.9ポイント増の23.5%。10~12月期はアップルに抜かれたが、11年通年では出荷台数が4.1倍の9740万台に達し、フィンランドのノキアを抜いて初の首位になった。

ノキアは11年通年のシェアが前年同期比17.6ポイント減の15.8%に下落した。ノキアは米マイクロソフト(MS)と提携し、MSの基本ソフト(OS)を搭載した製品を拡充して巻き返しを図る方針だ。ただ、市場ではアップルとサムスンの勢いが増しており、ノキアがどこまで2強に食らいついていくことができるかは不透明だ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報