2017年12月16日(土)

中国の太陽電池中堅が破産

2014/6/27付
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 【上海=菅原透】中国太陽電池中堅の上海超日太陽能科技(上海市)は27日、破産手続きに入ると発表した。同社は今年3月に中国の社債市場で初の利払い不履行に陥った企業。中国の太陽電池業界では2013年3月に世界最大手になったこともある尚徳電力(サンテックパワー)の中核子会社が破産するなど淘汰の波が押し寄せている。

 超日太陽能の取引先が4月に上海市第1中級人民法院(地裁)に対して申請していた超日太陽能の破産手続き申請が26日に認められた。今後は裁判所が指定した弁護士事務所と会計事務所が管財人となり、債務の整理にあたる。

 超日太陽能は競争激化で資金繰りが悪化し、11年12月期から3期連続で最終赤字に陥っていた。今年3月末時点の負債総額は約43億元(約700億円)で、約7億8千万元の債務超過。3月には社債の利払いを実行できず、中国の公募普通社債市場で初のデフォルト(債務不履行)となった。

 中国の太陽電池各社は供給過剰による価格下落や欧米との貿易摩擦で2年ほど前から苦境に陥る企業が増えている。昨年3月に破綻したサンテックに対しては江蘇順風光電科技(江蘇省)が中核事業を買収するなど淘汰・再編が進んでいる。

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