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対北朝鮮「慎重な対応を」 プーチン首相が外交論文

3月のロシア大統領選での勝利が有力視されるプーチン首相は、27日付のモスコフスキエ・ノーボスチ紙に外交問題をめぐる論文を発表、北朝鮮の金正恩体制への「極めて慎重な」対応を国際社会に求めるとともに、他国への軍事力行使は核拡散を招くなどとして、シリアやイランを攻撃しないよう警告した。

プーチン氏は「北朝鮮指導部と活発な対話を続ける」と述べ、昨年8月のメドベージェフ大統領と故金正日総書記との首脳会談以降のロ朝関係緊密化を継続する意思を表明。

北朝鮮の核保有は「受け入れられない」とし、6カ国協議の早期再開を関係国に呼び掛けた。その上で、外国が金正恩体制の強固さを試すような措置を取れば「軽率な対抗措置」を招く可能性があるとして、過度な圧力はかけないよう促した。

核開発を進めるイランに対しては、核の平和利用は認められるべきだと指摘。米国やイスラエルがイランを攻撃したら規模が予測不能な「真の大混乱」を招くとして、攻撃に強く反対した。

また、リビアのカダフィ政権を崩壊させた外国の攻撃は「人道主義のスローガンの陰で」行われたと指摘し、欧米を批判。反体制派の弾圧で国際社会の非難を浴びるシリアのアサド政権に欧米がリビア同様、軍事力を行使することは「許されない」と強調した。

さらに、他国への軍事介入を繰り返すことで、核兵器を持てば外国は自国に干渉できないという思想を広めるとして、介入を自制するよう訴えた。

論文は同紙に4ページにわたり掲載されたが、日本関係の記述はなかった。(モスクワ=共同)

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