「東シナ海の安全を脅かし、現状変更を迫る一方的な行動は、地域の緊張を高めるだけだ」
中国が日本の尖閣諸島上空を含む東シナ海を「防空識別圏」に指定した問題を巡り、27日都内で講演したキャロライン・ケネディ駐日米大使は中国の対応を非難し、自制を求めた。そのうえで、地域の安全保障問題について「日本政府との緊密な協議を続けていく」と語った。
交渉難航が伝わる環太平洋経済連携協定(TPP)を巡っては、「経済面でも(安保)戦略面でも我々のアジア太平洋全体におけるリバランス(再均衡)政策にとって決定的だ」と強調。安倍政権の政策実現にも寄与するとの考えを示した。
講演は約20分間、日米協会と在日米商工会議所が主催した歓迎昼食会の席上で行われた。昼食会には日米の企業人や政府関係者ら約500人が参加した。日米関係について、ケネディ大使が公の場で時間をかけて話す機会は来日後初めて。
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