2019年4月21日(日)

韓国軍艦が沈没、46人不明 南北境界線付近

2010/3/27付
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【ソウル=島谷英明】韓国軍合同参謀本部によると、26日夜に朝鮮半島西側の黄海上を南北に分ける北方限界線(NLL)付近で浸水した韓国海軍の哨戒艦が27日未明、完全に沈没した。軍当局は乗組員104人のうち58人を救助したが、46人が行方不明になっており、艦艇などを投入して捜索活動を続けている。

沈没現場はペクリョンドの南西部。過去に何度も南北間で銃撃戦が発生した海域に近いが、青瓦台(大統領府)関係者は27日午前、「現時点の情報では北朝鮮が関与した可能性は低い」との見解を示した。

軍当局によれば、26日夜のレーダー画像からは現場周辺に北朝鮮の軍艦艇の姿は確認されなかった。27日も北朝鮮軍に特別な動きはみられないといい、韓国政府・軍当局では沈没には「北朝鮮は無関係」との見方が強まりつつある。

沈没の原因を巡っては、船尾のスクリュー部分付近での爆発によって船底部に穴が開いたためとの観測が浮上している。軍当局は27日中にも沈没した哨戒艦を詳しく調べて原因の調査を進める方針だ。救助された58人のうち13人が重軽傷を負っており、治療を受けている。

李明博(イ・ミョンバク)大統領は27日朝、26日夜に続いて緊急安全保障関係閣僚会議を招集した。青瓦台報道官によると、大統領は人命救助と情報収集に全力を挙げるよう指示するとともに、「すべての可能性を念頭に徹底して迅速に真相を究明しなければならない」と述べた。大統領は閣僚会議を27日夕に再び招集する予定だ。

沈没した哨戒艦「天安」は1200トン級。沈没現場に近いペクリョンドの住民は26日夜、「射撃音が15~20分間継続するのを聞いた」などと話したが、軍当局は「哨戒艦レーダーが物体を捕捉したが、鳥の群れと確認した」と説明した。

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