中国企業が米ハリウッドCG大手を買収
【北京=森安健】中国の映画制作会社、北京小馬奔騰影視文化発展(ギャラピングホース)は経営難に陥った米ハリウッドの特殊効果大手デジタルドメインを買収した。同社は映画「タイタニック」のCG(コンピューターグラフィックス)を手掛けたことで知られる。買収額は3020万ドル(約23億円)。
インドの映像制作大手リライアンスメディアワークスと組み、小馬奔騰が70%、リライアンスが30%出資した。5月には中国の不動産開発大手の大連万達集団が米映画館チェーン2位のAMCエンターテインメントを買収するなど、中国勢による映画関連企業の買収が相次いでいる。