2019年2月24日(日)

イスラエル、ガザで12時間戦闘停止 1週間停戦は拒否

2014/7/26付
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【ドバイ=久門武史】パレスチナ自治区ガザで軍事作戦を続けるイスラエル軍は26日、同日朝から12時間、人道目的で戦闘を停止すると表明した。ガザを支配するイスラム原理主義組織「ハマス」も応じる方向だ。一方、イスラエルは25日の治安閣議で、ケリー米国務長官が示した1週間の停戦案を拒否すると決めた。米仏などは多国間の枠組みで調整を続ける。

ケリー氏は25日夜、訪問先のエジプトで記者会見し、来週初めに控えるイスラム教のラマダン(断食月)明けの祝祭に合わせた1週間の停戦を目指すと表明。この間に長期的な停戦に向けた協議を進めるとした。「基本的な枠組みは既にあると確信する」としつつ、「いくつかの用語」で合意が得られていないと明らかにした。

フランス外務省は26日、米英独伊と欧州連合(EU)に加え、ハマスに影響力を持つカタール、トルコを招き外相級協議をパリで開く。ケリー氏も参加し、本格的な停戦に向け話し合う。ロイター通信が伝えた。

イスラエルが25日に拒んだ1週間停戦案の詳細は不明だが、ハマスの主張に近いとして受け入れなかったとの見方がある。ハマス幹部は現在の停戦案について「全く受け入れられない」との認識を中東の衛星テレビ局アルジャズィーラに語った。

ガザ当局者によると、イスラエルが軍事作戦を始めた8日以降のガザの死者は860人を超えた。イスラエル側の民間人を含む死者は40人に迫っている。

ケリー氏は21日にエジプトに入り、同国の停戦案に支持を表明。23日にイスラエルを訪れネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長らと会談していた。

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