2018年8月15日(水)

中国デモ被害の「平和堂」、2店舗が営業再開

2012/10/27付
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 9月の反日デモで襲撃を受け休業していた日系百貨店「平和堂」は27日午前、中国湖南省長沙市内の2店舗で約1カ月半ぶりに営業を再開した。山東省青島の「イオン黄島店」も今月1日から順次、営業を始めており、日系小売店舗はようやく元の姿を取り戻しつつある。

中国湖南省長沙市で約1カ月半ぶりに営業再開した「平和堂」の店舗(テレビ東京)

中国湖南省長沙市で約1カ月半ぶりに営業再開した「平和堂」の店舗(テレビ東京)

 27日に再開したのは、長沙市中心部の「五一広場店」と「東塘店」。食品スーパーを併設する東塘店では1割引きの「感謝セール」を実施。多くの顧客が詰めかけ、食用油などをまとめ買いする姿もあった。営業再開にあたり厳重な警戒態勢を敷いたこともあって、大きな混乱は起きていない。

 平和堂の店舗は日本政府による沖縄県尖閣諸島の国有化に反発したデモで9月15日に襲撃され、設備の破壊や商品略奪の被害を受けた。同省にある3店舗の損失額は5億円。うち4億円は保険の補償対象になる見込み。

 滋賀県を地盤にスーパーを展開する平和堂は1998年に中国市場に進出。長沙市内に2店舗、同市に隣接する株州市に1店舗を展開している。株州店でも復旧を急いでいる。

(長沙〈中国湖南省〉=菅原透)

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