2018年8月21日(火)

中国・新疆ウイグル自治区で武装グループと警察が衝突

2013/6/26付
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 中国の国営新華社(英語版)によると、同国西部・新疆ウイグル自治区のトルファン地区ピチャン県で26日、武装グループと警察が衝突し、27人が死亡した。衝突した人々の民族構成は報じていないが、自治区の政治・経済を支配する漢民族と少数民族のウイグル族の民族対立が背景にあるとみられる。

 報道によると、同自治区共産党委員会はナイフで武装した集団が同日朝、警察署や地方政府を襲撃したことを確認。人々に斬りつけ、パトカーに火をつけたという。警官9人と民間人8人が殺され、3人が負傷した。

 警察側は武装グループ10人を射殺し、3人の身柄を拘束した。衝突が起きた村では、武装警察が厳戒態勢を敷いているもようだ。

 新疆ウイグル自治区では、党の指導で移民してきた漢民族と、イスラム教を信仰するトルコ系遊牧民のウイグル族の対立が続いている。宗教の違いのほか、豊富に埋蔵される石油・天然ガスなどの利権を漢民族が独占し、貧富の格差が拡大しているためだ。

 4月にも、カシュガル地区マラルベシ県で警官と武装グループの衝突が起き、合計で21人が死亡したばかり。中国外務省の華春瑩副報道局長は同日の記者会見で、衝突について「報道を見たばかりで、関係部門に問い合わせているところだ」と述べるにとどめた。(北京=山田周平)

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