中国・江西省で連続爆発、2人死亡 地元政府庁舎で
【上海=戸田敬久】中国国営新華社などによると、26日午前9時ごろに江西省撫州市の地元政府庁舎などで爆発事件が発生し、2人が死亡したもようだ。同市臨川区政府庁舎では1階のホールが爆発し窓ガラスや外壁が飛び散ったほか、近隣の政府関連施設に駐車していた2台の自動車が爆発したという。
新華社は審理中の案件について不満を持つ農民の犯行との見方を報じた。ただ、詳細については明らかになっていない。中国では経済発展に伴い、農村地域でも土地収用問題など様々なトラブルが発生。湖南省では昨年、裁判中の銃乱射事件や税務署爆破事件も起きている。