スマホと連携、クルマもTVも 米グーグル

2014/6/26付
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スマホ連携、車・テレビ・腕時計に拡大。グーグル、開発者向け年次会議開幕(25日、米国)

スマホ連携、車・テレビ・腕時計に拡大。グーグル、開発者向け年次会議開幕(25日、米国)

【シリコンバレー=小川義也】インターネット検索最大手の米グーグルは25日、スマートフォン(スマホ)と、クルマやテレビ、ウエアラブル端末などを連携させる新サービスを発表した。スマホ向け基本ソフト(OS)で8割の世界シェアを握る強みを生かし、検索サービスなどを生活の隅々で利用できるようにする。

サンフランシスコ市で25日開幕したソフト開発者向けの年次会議「グーグルI/O」で、同社幹部が明らかにした。スマホを核に消費者を囲い込む戦略が一段と鮮明になってきた。

自動車向けの「アンドロイド・オート」は、グーグルのOS「アンドロイド」を搭載したスマホを車載情報システムにつなぐと、音声操作でナビゲーションや電子メール、音楽などのサービスを安全に利用できる。

グーグルは1月、ホンダや米ゼネラル・モーターズ(GM)などと組み、スマホと車載情報システムの連携を進める団体「オープン・オートモーティブ・アライアンス(OAA)」を立ち上げている。

今回は新たに日産自動車や富士重工業、三菱自動車、スズキ、マツダなどの自動車メーカー、パイオニア、パナソニックなどカーナビメーカーが同団体への参加を表明。加盟企業(ブランド)数は合計40社以上に拡大した。

アンドロイド・オートに対応した自動車は年内にも一部メーカーが発売する見通し。会場に試作品を展示したホンダは「2015年に発売する予定」としている。

テレビ向けには、スマホで画面を操作する「アンドロイドTV」と呼ぶサービスを発表した。放送中のテレビ番組や動画共有サイト「ユーチューブ」の音楽ビデオなどを音声で検索したり、スマホ向けのゲームを大画面で遊んだりできる。年内に新サービスに対応したテレビやセットトップボックスが登場する見通しで、日本のメーカーでは、ソニーとシャープが対応製品を発売する。

ウエアラブル端末では、3月に発表したウエアラブル端末向けOS「アンドロイド・ウエア」を搭載した腕時計型端末3機種を公開した。スマホをポケットやかばんから取り出さなくても、メッセージを送受信したり、ナビゲーションを利用したりできる。

韓国LG電子の製品は日米で25日から予約受け付けを始めた。サムスン電子の製品は米国では25日、日本では近日中に予約受け付けを始める。米モトローラ製は米国で今夏にも発売する計画だが、日本での発売は未定。

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