台湾のアップル関連株、軒並み下落 ジョブズ氏退任で

2011/8/25付
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アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)の退任発表は、同社の委託生産先やライバル企業が集中するアジアでも大きな反響を呼んでいる。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は25日、「アジアのハイテク企業はアップルの変化に身構えている」と報じ、ジョブズ氏の不在は長期的には同社のダイナミズムを損ないかねないとのアナリストの見方を伝えた。

先行きの不透明感を背景に、25日の台湾市場では多機能端末「iPad(アイパッド)」やスマートフォン(多機能携帯電話=スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の大部分を受託生産する鴻海精密工業株が前日終値比4.6%安で取引を終えた。カメラモジュールを供給する大立光電なども5%超下げた。

一方、スマホでライバルと目される台湾・宏達国際電子(HTC)株は1.4%上昇。韓国市場でもサムスン電子株の終値が2.4%高だった。韓国の毎日経済新聞(電子版)はアナリストの話を引用して「アップル製品の革新と販売速度が停滞し、長期的にはサムスンに肯定的な影響が予想される」と伝えた。(台北=新居耕治)

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