ミンダナオ和平、武装解除で合意 比政府とイスラム解放戦線

2014/1/25付
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【マニラ=佐竹実】フィリピン政府と、南部ミンダナオ島の反政府武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)は25日、MILFの武装解除などについて合意した。2012年から継続していた和平交渉は事実上終わり、近く最終和平合意に調印する見通し。40年以上続いた紛争に区切りが付いて外資の進出が加速し、遅れていた開発が進む可能性がある。

比政府とMILFは12年、イスラム系住民らの新自治政府を16年に設立するなどの枠組みに合意。さらに調整を続けていた。今回、懸案として残った武装解除や警察組織の整備などで合意した。

人口2千万人のミンダナオ島は天然資源が豊富だが、長引く紛争で開発は遅れたまま。和平の達成により外資の進出が増え、フィリピン全体の経済成長を底上げする可能性がある。今後は、アキノ大統領の任期の16年までに自治政府設立の準備を整える必要があるが、法整備をどう進めるかなどの課題が残っている。

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