鴻海の中国iPhone5生産拠点、操業再開
暴動で停止の子会社工場

2012/9/25付
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【太原(中国山西省)=多部田俊輔】世界最大のEMS(電子機器の受託製造サービス)会社である台湾・鴻海精密工業の中国子会社、富士康科技集団(フォックスコン)の太原工場が25日、操業を再開した。米アップルの新型スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)「iPhone(アイフォーン)5」の主要生産拠点で、23日夜に従業員の暴動が起き、操業を止めていた。

工場では25日午前8時(日本時間同9時)ごろから、従業員らの出勤が始まった。従業員は武装警察が厳重に監視するなか、「1列に並べ」と指示を受け、敷地内に入っていった。

工場は生産設備の状況を確認する必要があるほか、一部の従業員は身柄を拘束されたり、取り調べを受けたりしている。このため「直ちにフル生産に入ることはできない」(関係者)もようだ。

太原工場の従業員は約8万人。今回の暴動では、従業員と警備員の衝突で宿舎などが破壊されて40人が負傷し、死者も出たとされる。治安当局は武装警察ら5000人を動員して鎮圧した。生産設備には大きな被害は出なかったという。

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