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プジョーシトロエン次期トップにルノー元COO 欧州メディア

【パリ=竹内康雄】経営再建中のフランスの自動車大手プジョーシトロエングループ(PSA)が、同社の次期トップに仏ルノーの元最高執行責任者(COO)、カルロス・タバレス氏を充てる方向で協議していることが明らかになった。24日に欧州メディアが一斉に報じた。フィリップ・バラン会長は交渉を進めている中国の東風汽車との資本提携をまとめたうえで、来年に退任する方向だ。

この人事が実現すれば、タバレス氏はまずPSAにナンバー2として加わり、来春の株主総会でバラン会長を引き継ぐという。バラン会長は仏紙フィガロの取材にコメントを拒否した。

PSAの業績は欧州債務危機のあおりを受けて低迷している。経営陣は自力再建が難しいとみて、既に事業提携している中国の東風汽車との関係を深める方向で交渉中だ。PSAが増資し、東風と仏政府が引き受ける案が有力だ。バラン会長はこの案をまとめたうえで、責任を取って辞任する意向のようだ。

タバレス氏は8月までルノーのCOOだったが、カルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)が後進に道を譲る気がないと一部メディアに不満を漏らしたことがゴーン氏の逆鱗(げきりん)に触れ、事実上更迭された。

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