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リビア軍、反体制派にミサイル攻撃 西部都市で抵抗

【カイロ=花房良祐】反体制派が蜂起したリビアで、軍部隊が24日、首都トリポリの西方約50キロのザウィヤで反政府勢力が陣取るモスクを対空ミサイルや重火器で攻撃した。AP通信などが目撃者の話として伝えた。死傷者が多数出ているもよう。同国東部の地中海沿いの都市は軒並み反体制派の手に落ちたが、軍には最高指導者カダフィ大佐の指示に従う部隊が残り、西部の支配権を巡り激しく抵抗している。

ザウィヤは23日に反体制派が市中心部に陣地を築くなど一時制圧したとの情報も流れていた。攻撃されたモスク内には多数の市民がライフル銃などで武装し、とどまっていたという。

中東の衛星テレビ局アルアラビーヤは離反した軍人の話として「ザウィヤで戦争犯罪が行われている」と伝え、数百人規模の死傷者が出ているとの目撃情報を報じた。攻撃の直前には、大佐側近がザウィヤの反体制派に「抵抗をやめなければ虐殺が待っている」と呼びかけたという。

政権の暴力的な対応に抗議して辞任したアブドルジャリル前司法書記(法相)は24日、海外メディアに「カダフィ大佐はナチスのヒトラーのように自殺する」と述べ、権力を手放さず政権崩壊まで抵抗を続けるとの見通しを示した。

人道危機との見方が強まるなか、フランスのジュペ国防相は同日、北大西洋条約機構(NATO)がかつて行ったコソボのような軍事介入を否定したうえで、飛行禁止区域の設定を検討する考えを示した。

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