2019年1月23日(水)

反政府勢力、中央アフリカの首都制圧 大統領は脱出

2013/3/25付
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【ヨハネスブルク=共同】アフリカ中部の中央アフリカで24日、反政府勢力「セレカ」が首都バンギを制圧、ボジゼ大統領は隣国コンゴ(旧ザイール)に逃れた。中央アフリカ政府高官らがロイター通信などに明らかにした。

同政府報道官によると、セレカはバンギにある戦略上重要な拠点を全て制圧。セレカ側もメディアに対し、大統領府を支配下に置いたと述べた。

セレカは23日に首都北部に進撃、政府軍との間で激しい戦闘が起きていた。ボジゼ氏は24日朝、セレカが大統領府に向かったのを受けて脱出したという。

ロイターによると、中央アフリカに派遣中の南アフリカ軍の兵士少なくとも6人が銃撃を受けて死亡。旧宗主国のフランス軍部隊が展開して首都の空港を確保した。

セレカは昨年12月に武装蜂起し、中央アフリカ北部や中部の多数の都市を掌握。今年1月に政府と停戦に合意したが、合意項目が守られていないとして最近、再び攻撃を始めた。

中央アフリカでは2005年から北部で複数の反政府勢力と政府軍の戦闘が続き、07年以降、和平合意が結ばれた。セレカはこれらの武装勢力から分派した組織の連合体で、合意で約束された資金支援などの履行を要求して蜂起した。

軍出身のボジゼ氏は03年にクーデターで実権を掌握、05年に大統領に就任した。中央アフリカは1960年に独立した内陸国。ダイヤモンドなどの鉱物資源に恵まれているが、政情不安が続く世界最貧国の一つ。

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