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薄被告「相応の責任」 元側近の米総領事館駆け込み

職権乱用罪は認めず

【済南(中国山東省)=大越匡洋】収賄、横領、職権乱用の罪に問われた元重慶市トップの薄熙来被告の公判は24日、3日目の審理を終えた。薄被告は自身の失脚につながった、元側近が昨年2月に米総領事館へ駆け込んだ事件について「私に錯誤と過失があり、相応の責任があると認める」と反省の弁を述べた。ただ職権乱用罪に当たるかどうかは「別の問題だ」として認めなかった。公判は25日も続く。

検察側は(1)妻の谷開来受刑者(執行猶予付き死刑判決)の英国人毒殺事件の捜査を妨害(2)元側近の王立軍・元重慶市副市長(懲役15年判決)が四川省成都の米総領事館に駆け込んだ後、王元副市長が「休養・治療している」と虚偽情報を発表――の2点を職権乱用罪の起訴理由に挙げている。

薄被告は王元副市長の駆け込み事件について「私は中国共産党と国家の信望に影響を与えた。恥ずかしい。重大な誤った判断をした」と述べた。一方で、職権乱用罪の起訴内容には「私情で法を曲げて妻を守ったり、虚偽情報を流そうとしたりしたことはない」と主張、法的責任を否定した。

24日は王元副市長も証人として出廷。昨年1月28日午後5時以降に谷受刑者による英国人殺害を薄被告に報告し、翌29日午前に薄被告に呼び出され「ののしられ、拳でなぐられた」などと証言した。

公判は山東省済南市中級人民法院(地裁)で開かれており、薄被告はこれまで収賄、横領の起訴内容について全面的に否認している。

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