2019年7月18日(木)

世界新車販売トヨタ3年連続首位 2010年、GMが急追
08年61万台差が3万台差に

2011/1/24付
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【ニューヨーク=小高航】米ゼネラル・モーターズ(GM)が24日発表した2010年通年の世界新車販売台数は前年比12%増の838万9769台となった。中国など新興国での好調がけん引した。一方、トヨタ自動車が同日発表した10年の世界販売台数は同8%増の841万8000台だった。トヨタが3年連続で首位を確保したが、GMもトヨタに3万台弱の差まで迫った。

トヨタの販売台数は昨年末に公表した10年実績見込み(837万台)を5万台弱、上回った。日本での販売が大幅に伸びたほか、海外市場でも中国、インドなど新興国市場での増販が貢献した。トヨタとGMとの差は08年が61万台、09年は33万6000台だった。

GMの10年の世界販売を地域別にみると、中国が29%増の235万台と最大で、米国は6%増の222万台だった。ブラジルやロシア、メキシコでも10%以上伸ばし、新興国での好調が目立った。半面、傘下の「オペル」の売却問題が混迷したドイツでは約3割減るなど、欧州で苦戦した。

ブランド別では「シボレー」が427万台と全体の過半を占めた。また、小型商用車が主体の中国の合弁会社「上汽通用五菱汽車」の車が15%増の115万台と、全体の約14%を占めた。

GMは07年まで77年連続で世界首位を維持したが経営難から販売台数が減少、08年にトヨタに抜かれた。法的整理を申請して以降、ブランドの再構築などを推進。特に世界最大の中国市場でシェア首位となるなど経営環境は好転している。10年7~9月期にはトヨタを上回る約20億ドル(約1600億円)の純利益を確保した。

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