2019年4月26日(金)

IMF前専務理事の事件、事実上の終結 訴追取り下げ認める

2011/8/24付
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国際通貨基金(IMF)のストロスカーン前専務理事がホテル女性従業員への性的暴行の罪に問われた事件で、米ニューヨーク州の裁判所は23日、検察側の訴追取り下げ申請を認めて公訴棄却を決定した。国際金融機関のトップを辞任に追い込んだ異例の事件は事実上終結した形。ストロスカーン氏は同日、「悪夢だった」との声明を発表した。

ニューヨーク州検察当局が22日に訴追の取り下げを申請していた。ストロスカーン氏は夫人を伴い、笑顔を浮かべて退廷。この後の声明で、5月14日の逮捕からの期間を「悪夢」と振り返り「無罪を信じてくれた(母国)フランスと米国の全ての友人に感謝したい」とした。

公訴棄却は被害を訴えた女性の証言の信ぴょう性が低く、性犯罪の証明が困難と判断したため。女性の着衣に付着したDNAはストロスカーン氏と同一の型との鑑定結果が出ている。女性の弁護人側は訴追取り下げを決めた検察の対応を非難しており、民事訴訟での争いを続ける方針だ。(ニューヨーク=弟子丸幸子)

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