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エリツィン政権の黒幕が死亡 英の自宅で、警察捜査

ロシアのエリツィン政権を操った黒幕として知られる新興財閥のトップ、ボリス・ベレゾフスキー氏=写真=が23日、英バークシャーの自宅で死亡しているのが発見された。67歳だった。死因について同氏に近い関係者は心停止と述べたが、自殺や他殺の可能性もあるとみられ、英警察が捜査に乗り出した。

ベレゾフスキー氏は1990年代に自動車販売などで蓄財。政権と癒着し石油、航空会社など巨額の国家資産を手に入れた。96年の大統領選では他の新興財閥とともにエリツィン氏の再選を助け、安全保障会議書記も務めた。政治への財閥の影響力排除を狙ったプーチン政権と対立し、英国に亡命していた。

同氏は99年のモスクワなどでのアパート連続爆破事件が特殊部隊による自作自演だったと主張。プーチン現政権の反民主的な性格も批判してきた。突然の死亡は、90年代に国家経済を支配した新興財閥の時代の終わりを改めて象徴するものと受けとめられている。

ロシア通信によると、死亡現場には英警察の放射線の専門家も加わり、死因の特定を急いでいる。ベレゾフスキー氏と協力していたとされるロシアの元スパイ、リトビネンコ氏が06年にロンドンで急死、放射性物質ポロニウムが検出された。(モスクワ=石川陽平)

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