2019年7月21日(日)

景気認識やや慎重に FOMC、ゼロ金利継続

2010/6/24付
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=御調昌邦】米連邦準備理事会(FRB)は23日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の年0~0.25%で据え置くことを賛成多数で決めた。声明は「景気回復は継続している」としたが、海外要因で金融情勢が悪化していると指摘。景気認識をやや慎重にするとともに、物価についても「インフレ基調はより低い傾向になっている」との判断を示した。

政策金利については「今後も長期間、異例の低水準とすることが正当化される可能性が高い」との表現を維持。採決の結果はバーナンキ議長を含む賛成9票に対し、反対は1票。カンザスシティー連銀のホーニッグ総裁が1月の会合から反対票を投じ続けている。

声明は景気の総括判断を前回4月の「経済活動は強くなっている」から「景気回復は継続している」に変更。雇用情勢についても前回の「改善が始まっている」から「徐々に改善している」に変えた。景気回復の勢いが足元でやや弱まっているとの認識を示した。

特に金融情勢について「主に海外の出来事を反映して、経済成長を支える力が弱まった」との表現で、欧州の財政不安に伴う金融市場の混乱の影響を初めて指摘。物価動向についても「エネルギーや商品価格がここ数カ月、下落し続け、インフレ基調はより低い傾向になっている」との見方を示した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。