中国の高速鉄道とは

2011/7/24 21:49
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▼中国の高速鉄道 中国の高速鉄道の展開が本格化したのは、日本や欧州などから技術導入した車両を使って最高時速250キロメートルの路線を2007年に開業してからだ。その後、技術供与を受けた中国の鉄道車両メーカーが独自の改良を加え、08年からは最高速度350キロメートルの高速鉄道を走らせるなど、スピードアップを進めてきた。

07年に開業した高速鉄道は、川崎重工業やカナダのボンバルディア、独シーメンスなどから技術を導入。中国の国有企業との合弁で生産する車両を使った。軌道も既存の在来線がベース。その後、高架型の旅客専用路線の整備も進めながら、08年には北京―天津間で最高速度350キロメートルの区間を開業。09年には広州―武漢、10年には上海―杭州間など350キロメートルの路線も増やしてきた。

今年6月末には、北京と上海を専用高架軌道で結ぶ路線を新たに開業。川重やシーメンスから技術導入した車両をベースに独自改良して高速化した「CRH380」の最新鋭車両を本格的に導入し、「中国版新幹線」として海外への輸出も視野に入れる。

CRH380は最高速度380キロメートルの走行を可能にした仕様だが、北京・上海の高速鉄道が開業する直前に安全や環境への配慮から同300キロメートルに引き下げた。(上海=菅原透)

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