2019年7月19日(金)

中国初の空母、就役へ 大連で海軍に引き渡し

2012/9/23付
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【北京=共同】中国メディアによると、ウクライナから購入し、中国遼寧省大連で改修した中国初の空母「ワリャク」が23日午後、中国海軍に引き渡された。近く就役するという。

中国海軍が空母を保有したことで、今後、中国軍の遠洋戦力が増強されることになり、周辺国には脅威となりそうだ。

中国は同空母を科学研究・試験と訓練用と位置付けており、就役後は国産空母建造に向けたデータ収集に使われるとみられている。ただ中国は日本の沖縄県・尖閣諸島国有化に激しく反発しており、「ワリャク」を対日威嚇に利用する可能性もある。

引き渡し式典で、空母には中国国旗や軍旗が掲げられた。命名はされてなく船体には「16」という番号が書かれている。

ワリャクは満載排水量約6万7千トン。全長約305メートル。戦闘機は約40機搭載可能。ソ連崩壊後の1992年、資金不足などのため約7割完成した段階で建造中止。98年にマカオの企業がカジノに利用するとして購入して中国側にわたった。その後、詳しい経緯は不明ながら2002年に大連港に到着した。

05年ごろ、人民解放軍系の大連船舶重工業が空母として使用するために改修していることが判明し、昨年8月10日以降、試験航行を重ねていた。

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